シミュレーションゲームと日々の思い付き

#シミュレーションゲーム #ウォーゲーム #ボードゲーム #戦史 #図上演習

〆切

今年度の研究は下半期からだったので色々と後手に回りましたが、なんとな〆切に間に合いそうです。

予想以上に具体的な史料を見つけられたので、当初の予定よりも充実した研究ができたと思います。

僕は個人的に小さなフネに仕事で乗った経験はないのですが、研究対象が魚雷艇だったので色々と勉強しました。

小さなフネはやはり色々と大変だなあと思います。

昔、水中翼船のヘンなフネが北海道にいましたが、津軽海峡を渡ってくるだけでぶっ壊れてしょっちゅう緊急修理をしていました。修理契約担当としては、困ったものでしたが、乗ってる方はもっと大変です。

まあ考えてみれば、早いフネといっても所詮はフネであって、遅い飛行機の1/10以下の速度しか出ない訳です。槍だけは同じでも、目である飛行機と、目で見える範疇しかわからない小舟では使い勝手が全く比較にもなりません。ましてや、海の中が分かる飛行機と何の手出しもできない小舟では比較にすらならない訳で。

それでいて人は小舟の方が多く必要なので、まあ、イイ所が全くない訳ですね。取得単価が安ければまだ話になるのに、それすらないのが今の槍付き小舟なので、まあ、消えてゆくのも仕方がないかもですね。

ただ、そんな小舟であっても、民需へのスピンオフのためには大事な存在だったことが、今年の研究で分かりました。