シミュレーションゲームと日々の思い付き

#シミュレーションゲーム #ウォーゲーム #ボードゲーム #戦史 #図上演習

懐かしい南の島の話

先日、別の研究室の同僚と話していて、昔その方の義弟と一緒に勤務していたことが分りました。

どうでもいい話しですが、緑色の学卒の方々はご家族を内部調達される方が多いような気がします。言い寄られるのか?ウチでは転勤が多い学卒は敬遠されるもんですが。

その義弟は同じ職場に再度勤務したとか。人によっては好きな人もいるのが、くだんの職場なのです。

そこは南海に浮かぶ孤島なので、20世紀末には色々な意味で企画外の職場でした。新人でインフラ維持を背負わされていた僕にとっては嫌でもスキルを上げなければならない修行の地でした。しばらくは二度と勤務したくないという気持ちでしたが、今となってはあの特殊な経験に懐かしさを感じます。

同僚も義弟から特産の実が小さいシマ唐辛子をもらっていたとのことでした。シマ唐辛子を採る時に気を付けねばならないことは小用を足さないことです。手洗いせずにうっかりトイレに行ってしまうと痛くて酷いことになります。それぐらいにカプサイシンが多いのです。

そんなシマ唐辛子も実は都内で買える所があります。伊豆、小笠原行きの便が出ている竹芝埠頭内の売店に売っており、僕も以前学会がその近くでやっていたので時々買いに行きました。

先日、常々欲しいと思っていたGJの硫黄島を手に入れました。ブラインド型のゲームなので一人で遊べないのですが、そのうちシマ唐辛子と一緒にゲーム会に持っていこうと思っています。

 

 

新勧の季節

通勤時間電車も座れなくなりました。世間は平常化しつつあるのが分かります。同じ電車から途中駅で降りる人の顔ぶれが変わり、名前の知らない人の顔を、座るため必死に覚えようとしています。

先日、所属学会誌を出している出版社近くのW大学まで行ってきました。ちょうど入学式のようで、似合わないスーツを着た学生さん達が有名な講堂に入っていくところでした。

W大学も新歓サークルの看板が色々出ていて、なんとも懐かしい光景が見られたのですが、その中に戦史研究会なるサークルが看板を出していてちょっと驚きました。

少し調べたのですが、2010年以降を中心に色々な大学に【戦史】を名乗る学校公認の研究会があるのですね。自分の出身大学にも大学公認サークルがあるのも見つけました。まさに隔世の感とはこの事で、時代が変わったことを本当にしみじみと感じた次第です。

僕が某企業の内定を蹴って就職を決めた時には大学当局に弾圧されたものですが、戦争の歴史の研究サークルが大学当局の公認を受けられるとは。

学生さん達はどんな戦史の話題に興味があるもんだか、とても知りたくなりました。オジサンが話し聞いても警戒されてまうかなあと思うところではありますが、聞いてみたいものです

 

WBC

ここ最近は野球を見ていなかったのですが、今回のWBCで久々に野球観戦にハマりました。

今世紀になって明らかに投手の球速は向上したようですね。昔は150km超えなんて神でしたが。

昔、野球のSLGもよくやっていました。

パワーベースボールや12球団ペナントレースもやりましたが、12球団ペナントレースの後継のBIG野球が選手の特徴が良くでていて選手カードを見るだけでも面白かったですね。もっとも粗さもありましたが。

今でも作っている人がいるようで、出来れば手に入れてみたいものです。

新年度に向けて

今年度は年度の途中で異動だったので、なかなか仕事のペースが掴めなかったですが、新年度は色々と出来そうな気がします。

お世話になっている勉強会で今年度研究を揉んでもらって、状況によってはどこか外向けに発表が出来ればいいかなと思っています。

新年度も今年度モノの継続研究をやりつつ、別の話題にも取り掛かればと思っています。

〆切

今年度の研究は下半期からだったので色々と後手に回りましたが、なんとな〆切に間に合いそうです。

予想以上に具体的な史料を見つけられたので、当初の予定よりも充実した研究ができたと思います。

僕は個人的に小さなフネに仕事で乗った経験はないのですが、研究対象が魚雷艇だったので色々と勉強しました。

小さなフネはやはり色々と大変だなあと思います。

昔、水中翼船のヘンなフネが北海道にいましたが、津軽海峡を渡ってくるだけでぶっ壊れてしょっちゅう緊急修理をしていました。修理契約担当としては、困ったものでしたが、乗ってる方はもっと大変です。

まあ考えてみれば、早いフネといっても所詮はフネであって、遅い飛行機の1/10以下の速度しか出ない訳です。槍だけは同じでも、目である飛行機と、目で見える範疇しかわからない小舟では使い勝手が全く比較にもなりません。ましてや、海の中が分かる飛行機と何の手出しもできない小舟では比較にすらならない訳で。

それでいて人は小舟の方が多く必要なので、まあ、イイ所が全くない訳ですね。取得単価が安ければまだ話になるのに、それすらないのが今の槍付き小舟なので、まあ、消えてゆくのも仕方がないかもですね。

ただ、そんな小舟であっても、民需へのスピンオフのためには大事な存在だったことが、今年の研究で分かりました。

遅ればせながら新年おめでとうございます

新年早々、出張に行ってきました。

調査対象企業様も新年早々しょうもない調べ物にお付き合い下さって申し訳ところですが、僕の研究が産業史や経済史分野になることから、企業の資料の確認が必須なので、せめてお付き合い頂いた手間を研究成果として形に残したいですね。

年明け早々に小さなウォーゲーム屋さんのソリティアビルマ方面海軍部隊の第21魚雷艇隊のゲームが出たので、早速印刷してみました。今の研究と少し被るところがあるので、非常に楽しみです。

僕もちょこちょこ誤植をしますが、似ている言葉に中の人的には大きな差があるものがあります。陸海軍や陸海空自でもそのような言葉がいくつかあるのですが、今回のゲームにもそんな小さな誤植がありました。海軍の話に、司令長官、司令官、司令の差って中の人的には大きな差なんですが、字にすると1文字にしかならないので誤植の源になる場合が多く、その類のものかありました。また、(隊)司令と隊長の差というのも中の人的には大きな差があるのですが、どのような場合に呼称が変わるのかは以外と知られていないようですね。

部隊の長が将官だ司令(長)官と官がつきます。大佐だと司令・艦長、中佐以外だと駆逐艦(潜水艦などの軍艦以下の艦)長・隊長、と思っていればいいと思います。

少し一息

異動して一月強がたち、ようやく少し落ち着いてきました。しばらくは仮住まいでしたが、本拠が定まりやっとリズムが掴めるつつあります。今年度やる研究もようやく決まりそうです。もっとも、審議でひっくり返るかもしれませんが。

10月アタマに国体に役員として参加しましたが、グダグダ感が凄まじく、様々な出自の方が集まる地方自治体イベントの大変さがわかったような気がします。僕が参加していない時に天候が悪い中で競技を行ったようですが、安全係数に対する感覚が少し違うかな、とも思いました。

ゲームをやる余裕もまだなく、土日に子供の競技の遠征があったり学会があったりするので秋のゲームマーケットには行けそうもないですが、来年春までには余裕が出るといいなあと思っています。